<h1>50代過ぎ女性のつらい病気</h1>

子宮頸がん

子宮頸がんとは子宮の入り口にできる悪性腫瘍のことです。HPV感染と子宮頸がんの因果関係は大きく、年々子宮がんの要因としては増えています。20代〜40代の若い女性に多く、妊娠が出来なくなったり死亡したりする症例がある怖い病気です。

子宮頸がんについて

子宮筋腫とは

子宮頸がんとは、子宮の入り口にできる悪性腫瘍で、主に20代〜40代の若い女性が発症するガンです。
子宮体ガンは子宮の奥に発症するもので頸ガンとはまた別の病気になります。

 

現在、子宮頸がんの死亡率は他の5大ガン(大腸がん・胃がん・肝臓がん・肺がん・乳がん)が減少傾向にある中、9.6%も上昇しています。
子宮頸がん
画像 公益社団法人 日本産科婦人科学会より引用

 

若い年代に多い子宮頸がんは進行も早く、これから人生を切り開いていく女性にとって、妊娠する機会を奪ったり、ときには命までも奪っていく大変深刻な状況であると言えるでしょう。

 

子宮頸がんが発症する原因

子宮頸がんの主な原因は「ヒトパピローマウイルス」というウイルス感染によるものです。
ヒトパピローマウイルスは100種類以上あることがわかっていますが、その中には発がん性のない低リスクのものもあり、これは良性腫瘍の原因となります。
発がん性のあるヒトパピローマウイルスに感染することによって子宮頸がんが発症します。
感染経路は性交渉によるものです。
避妊(コンドーム)をしていても完全に感染しないわけではないと言われており、これは男性にも感染します。男性には子宮はありませんが、稀に肛門がん陰茎がんになる事があります。
過去に性交渉が1度でもある場合は感染するリスクがあります。
しかし、感染していてもなんの症状もないまま終わってしまう事が大半ですが、HPVに感染し続けることで発がんのリスクは高まっていきます。
たとえ相手が同じ人でも、高リスクのHPVに感染してしまうと子宮頸がんの発症率は高まります。
1回でも性交渉を持った方は子宮頸がんの認識を高めていくことが大切ですね。

 

また、子宮頸がんの原因のほとんどがこのヒトパピローマの感染が原因である事がわかっていますので、根絶する方法も近い将来見出せると個人的には期待しております。

子宮頸がんの症状

前がんの時や早期の場合は症状がみられません。がんが進行するにつれて性器からの出血があります。主に性交のときに出血し、また月経以外の時も多量の出血がみられたり、月経の症状がひどくなる時があります。
がんが進行すると出血に加えて悪臭のあるおりものや腰痛を伴うようになります。
がんが広範囲に転移すると、尿路が塞がれ腎不全になって死に至る事もあります。

子宮頸がんの治療法

前がんの段階(子宮頸部異形成・上皮内がん)、初期の浸潤がん(1A1期)の場合は子宮頸部円錐切除術で子宮を温存することが出来ます。
リスクとしては、妊娠できなくなる・早産しやすくなる、など将来の妊娠出産に影響をあたえる恐れは否めません。
私の娘も子宮頸がんでした。初期でしたので子宮頸部円錐切除術を受けましたが、現在は2児の母親になりました。運が良かったとしか言いようがありませんでした。
子宮頸がんと言われた当初は毎日涙なしではいられなかったですからね。
こういう例もあるので希望を持って臨んで下さいと言いたいところですが、人それぞれなので、何とも言いようがありませんww

 

1A2期以上の浸潤がんの場合は子宮全摘・卵巣摘出・その周りのリンパ節切除など進行状況に応じて手術が必要になります。
また術後の治療として、放射線治療・抗がん剤による化学療法が必要になります。
近年の医療技術向上により、副作用などは軽減されてはいますが、その人に合った治療法を見つけるまでは大変になります。
また、妊娠が出来なくなったり排尿困難・下肢のリンパ浮腫・ホルモン欠落症状などの症状が出て苦しむ方もいらっしゃるようです。

子宮頸がんの予防法

予防策というか、対策としては年1回の検針を受け、子宮頸部細胞診をやってもらうことですが、子宮頸がんは年々増加しています。
この検診で子宮頸がんが発見されない場合も多々あります。それに追い打ちをかけるように20代の健診の受診率は下がり傾向にあります。

 

最近、欧米諸国や英国で取り入れられているHPVワクチンが子宮頸がんにとても有効だという事が発表され、にほんでも一時期定期接種化されましたが、すぐに中止に追いやられました。

HPVワクチンについて
HPVワクチンは、子宮頸がんの一次予防を目的として平成25年4月に定期接種化されましたが、同年6月にその接種の積極的勧奨が中止され4年以上が経過しました。日本産科婦人科学会は、平成27年8月および29年1月に、本ワクチン接種の積極的勧奨再開を求める声明1,2)を発表してきましたが、今回、以下の根拠に基づき、再度HPVワクチン接種の積極的勧奨の一刻も早い再開を強く求めます。続きを見る

公益社団法人 日本産科婦人科学会より引用


薬剤については後進国の日本ですが、国ももっと積極的に取り組んでほしいと思います。

 

HPVワクチンを接種すると、子宮頸部の粘膜に滲出(しんしゅつ)することでHPV と結合しHPV 感染を阻害すると考えられています。
ワクチンはあくまでも予防策で、感染しているウイルスを除去することはできません。
できれば性交渉をする前の10代の方に接種することが最も有効です。

 

子宮頸がん
画像 公益社団法人 日本産科婦人科学会より引用
HPVワクチンの詳細なパンフレットをダウンロードできます。子宮筋腫とは
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